天は長く地は久し人をおしの
天は永遠であり、地は久遠である。天地の自然がそのように永久の存在をつ
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づけていけるのは、天も地も無心であって自分で生きつづけようなどとはしないから、だからこそ、長い生きつづけることができるのだ。
そのゆえ、「道」と一体になって天地の道理をわきまえた聖人は、わが身を人の後におきながら、それでいておのずからに人に推されて先だち、わが身を人の外側におきながら、それでいておのずからに人に招かれてそこにいる。それは、私心私欲をもたないからではなかろうか。だからこそ、かえって自分をつらぬいていけるのだ。
天は長く地は久し。天地の能く長く且つ久しき所以の者は、其の自ら生ぜざるを以つて、故に能く長生す(ちょうせい)す。
是を以つて聖人は、其の身をあとにしてしかも身は先んじ、その身を外にして而も身は存す。其の無私なるを以つてに非ずや、故に能くその私を成す。
天長地久。天地所以能長且久者、以其不自生、故能長生。
是以聖人、後其身而身先、外其身而身存。非以其無私、故能成其私。
わが身にこだわることをやめよと、この章はいう。何事も自分を中心に
考え、自分の思いどおりになることを望むのは、人情である。おれがわたしが
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