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中日双语阅读:环境受损 飞燕不来

来源: 2017-11-27 10:29

 今年は歌人斎藤茂吉の生誕130年にあたり、きょうが誕生の日になる。茂吉をよく知らなくても、教科書にも載るこの一首は多くがご存じだろう。〈のど赤き 玄鳥(つばくらめ)ふたつ屋梁(はり)にゐて足乳根(たらちね)の母は死にたまふなり〉。その名を一躍高めた絶唱である。

今年正值歌人斋藤茂吉诞生130周年,今天是他的诞生纪念日。即便不太知道茂吉,想必也会有很多人知道载入教科书的这首和歌吧,。这是一首使其一跃而成名的千古绝唱。

郷里の山形で生母は5月に死去した。早苗のそよぐ田をツバメが飛び交うころだ。昔は当たり前のように家々に巣をかけていた。しかし今、天上の歌人は心配かもしれない。都会ばかりでなく田園でも、スマートな燕尾服姿が減っているらしい。

在故里三形县,5月里生母与世长辞,正是在秧苗摇曳的秧田上空燕子飞舞的时候。从前,它们会理所当然地飞进家家户户筑巢生子,可是现如今的情况恐怕连天堂里的歌人也会担心不已。不仅是在城市,就是在田园农庄潇洒燕尾服的身影也正在减少。

最近ツバメを見ましたか――と日本野鳥の会が呼びかけている。全国から情報を募って実態を調べるのだという。農地の衰退や巣作りに適した家屋が減るなど、近年の受難は想像がつく。だが詳しいことはわかっていない。

日本野鸟会发出呼吁,询问世人你最近看到燕子了吗?并且在全国范围内收集信息展开实情调查。由于农田的衰败以及适合筑巢的房屋陆续减少等原因,近几年来的困境尚且想象得到,不过详细情况却并不十分清楚。

ともに小さくて身近で、まとめて「燕雀」と呼ばれるスズメも減っている。こちらは「この20年で6割減」という推計があって深刻だ。この国の津々浦々で、ありふれた生き物が、ありふれて在る環境が損なわれている。

与其一样小巧,也是最亲近人们,合在一起被称为"燕雀"的麻雀也正在减少,而且问题相当严重,据估计"近20年来减少了6成"。在我国的五湖四海,司空见惯的动植物、赖以生存的环境均损伤极为严重。

野鳥の会は、原発事故による放射性物質の影響も懸念する。子育て中のツバメはせわしない。1時間に何十回もエサの虫を運ぶと聞く。無心な親鳥と、「のど赤き」新しい命を思えば、罪の意識がチクリと痛い。

野鸟会也非常担心因核泄漏事故造成的核辐射的影响。正处在养育子女时期的燕子非常忙碌,听说1小时要来回飞行数十次衔来小虫喂养雏燕。一想到心无杂念的母燕和"喉头红扑扑"的新生命,罪恶感就会生生地刺痛我的心房。

ツバメが巣をかける家は繁盛する、と俗説に言う。ツバメの巣くわぬ年は火災あり、とも言う。日本列島という大屋根に、末永く飛来してくれようか。今年まだ見ていないのが、気にかかる。

有俗语说燕子筑巢的这一家会兴旺发达;也有一种说法是燕子不筑巢的年份闹火灾。请你们世世代代永远飞到日本列岛这一大屋檐下来筑巢生子吧!今年尚未看到它们的身影,真的叫人很担心。

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