中日双语阅读:因为有花 这才有我
ソメイヨシノは日露戦争の祝勝として植樹され、広まっていったという。それまでは「全国区」というほどでもなかったらしい。植物学者の牧野富太郎は郷里の高知にまだソメイヨシノがないころ、苗木数十本を送って植えたそうだ。
据说染井吉野撄树是作为庆祝日俄战争的胜利而栽种、并不断蔓延扩大的。在此之前,似乎并未达到"遍布全国"的程度。就在植物学家牧野富太郎的家乡高知县尚无染井吉野的时候,听说栽种了数十株他人赠送的树苗。
大の桜好きだったのを、東京西郊にある旧宅跡の記念庭園を訪ねて知った。小学校を中退し、独学でたたき上げた大学者は、この24日が生誕150年だった。
我是在位于东京西郊其旧居遗址纪念庭园造访时才获悉先生是一位非常喜欢樱树的人。今天24日正是这位靠自学而名扬天下的大学者诞生150周年的纪念日。
桜のエドヒガンや、キンモクセイなど多くの名付け親である。集めた植物標本は40万点、新種の命名は1500を数える。「植物学の父」と呼ばれるゆえんだ。権威主義的な大学とのあつれきの中、ひたすら学究に打ち込んだ純な生涯を今も慕う人が多い。
先生就是给诸如江户彼岸、金木犀等众多樱树品种命名的樱树之父。先生所收集的植物标本有40万件,命名的新品种达1500之众,因此他被称为"植物学之父"。在与权威主义大学的激烈交锋的情况下,执着地打造了纯学究型的学术生涯,此等人生至今仍有诸多敬羡者。
とにかく植物が好きだった。「植物の世界は私にとって天国であり極楽でもある」――そうした言葉が自叙伝の各所にある。くくりは短歌風に「何よりも貴き宝持つ身には、富も誉れも願わざりけり」。幸せな人生と言わずして何と言おう。
就是喜欢植物,在他的自传文章中"植物世界对我来说就是天堂,也是一处极乐世界"等等叙述随处可见。总结归纳之处颇具和歌风韵,"重在身藏无价宝,富贵名誉无所求"。如果说这不是幸福人生又能说是什么呢?
これも高知育ちの物理学者寺田寅彦が言っている。「科学者になるには自然を恋人としなければならない。自然はやはりその恋人にのみ真心を打ち明けるものである」と。牧野は様々な打ち明け話を、花や草からささやかれたに違いない。
同为成长于高知县的物理学家寺田寅彦先生也曾说过,"要想成为一名科学家就必须把自然当作自己的恋人,自然只能面对其恋人,才会吐露真心"。想必牧野先生一定从那些各类花呀草那里听到了真心的诉说。
この春、桜前線は真っ先に高知を出発した。以来一月(ひとつき)余、淡い桜色を追いかけて、若葉の緑が野山を北へ染め上げていく。「花在れバこそ吾(わ)れも在り」。碑に刻まれた碩学の言葉が胸に広がる、百花のときである。
今年春天,樱花前锋最先从高知出发。在自那以来一月有余的时间里,追随着淡雅的樱花色,嫩叶的新绿一路向北染尽了漫山遍野。"因为有花,这才有我",镌刻在墓碑上的这段硕学之语充实了我的心胸,目前正是百花争艳的时节。
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