中日双语阅读:吉本隆明 与世长辞
評論家の吉本隆明さんは16年前、伊豆の海で死にかけた。全共闘世代は祈る思いで「教祖」の容体を見守ったという。本紙記者は「オーバーにいえば、戦後日本思想界の大事件」と書いた。ならば今回は、掛け値なしの一大事となろうか。
16年前,评论家吉本隆明先生差点没死在伊豆之海。据说,当时全国学生共斗会那一代人怀着祈祷的心情关注着"教祖"的身体状况。本报记者则撰文道,"说的夸张一点,这是战后日本思想界的大事件"。倘若确实如是的话,这一次是不是该说是货真价实的大事了呢?
時に戦後最大と称された思想家が、87歳で亡くなった。『言語にとって美とはなにか』『共同幻想論』。膨大な著作は、まず書名で読者の覚悟を試す。ご自身はしかし、下町の気っ風で大衆に寄り添う人情家だった。
这位时而被称为战后最大的思想家以87岁高龄辞世。《就语言而言,何为美?》、《共同幻想论》等数量庞大的著作首先以书名测试读者的悟性。但是,其本人却是个一身平民气息,特别体恤大众的人情味十足者。
思想の左右を超えて「きれいごとの正義」や「党派や組織の論理」にかみつき、あらゆる権威に市井の目で挑んだ。晩年の対談で自嘲している。「あの野郎、いつまでも人の悪口を平気で書いてやがる、なあんて思われているだろうし、ちっとも大家(たいか)にならない」
他超越思想的左右倾向,直逼"廉洁之正义"以及"党派及组织的原则性关系",以市井平民的眼光挑战所有权威,晚年常在交谈中自嘲,"恐怕有很多人认为,他这个人呀,总是满不在乎地写一些诋毁人的东西,一点也没有大家风范"。
若い頃、太宰治の戯曲を演じるにあたり、本人に挨拶(あいさつ)に行った。屋台で意気投合し、酔った太宰は「断りなんていらない。そんなもの勝手にやっちゃえばいいんだ」と。大家ぶらず、格式張らぬ生き方。これを我がものとし、誰にも気さくに接した。
年轻那阵儿,在出演太宰治的戏曲作品时曾前往拜会作者本人。在大排档交谈得十分投机的太宰说,"你不必跟我打招呼,那些东西你可以随便用"。俨然一种不摆大家之谱,不高调张扬的生活方式,并以此为原则,态度随和地接触任何人。
食いしん坊で好物はレバカツ、後に漫画家と作家になる娘たちに弁当を作る一面もあった。次女の作家よしもとばななさんは、仕事先の香港で「最高のお父さんでした」と悼んだ。
他也有贪吃的一面,最喜欢炸鸡肝,还为后来成为漫画家以及作家的女儿们做过盒饭。在香港工作的次女作家吉本芭娜娜女士在悼念父亲时回忆说,"他是最好的父亲!"
さてあちらでは、名だたる論客が手ぐすね引いているだろう。花田清輝(きよてる)、丸山真男、埴谷雄高(はにや・ゆたか)、谷沢(たにざわ)永一。続きをやるつもりなら、時間と相手に限りはない。天上の論壇がにわかに活気づく。
那么,在那个世界里,那些闻名遐迩的辩论家们恐怕正等着他的到来呢。花田清辉、丸山真男、埴谷雄高还有谷泽永一,要是想接着辩论的话,时间和对手将不受限制。天上的论坛这下子该活跃起来了。
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