日语阅读:背弃理念,玩火自焚
どんど焼きのことを左義長と呼ぶ。松飾りなどを持ち寄って燃やす小正月の火祭りで、きのうから今日にかけて行う所が多い。句題としても好まれる。俳句界の長老、金子兜太さんの一句が胸に浮かぶ。〈左義長や武器という武器焼いてしまえ〉
人们将岁德火祭称之为左义长。这是过完年后将用毕的松饰等装饰物堆在一起点火燃烧的正月祭祀活动,很多地方从昨天开始一直到今天。作为俳句的题目这一祭祀也深受欢迎。俳句界的元老,金子兜太先生的一首浮现在脑海,
南方で辛酸をなめた戦中派の、不戦への志が凝縮された近作は、多くの日本人の共感を呼ぼう。だが平和国家の理念と裏腹に、武器をめぐる国内の事情がきな臭い。年越しのどさくさに紛れて先月末、政府は武器の輸出を原則禁止する「武器輸出三原則」を大きく緩和した。
这是一首凝聚着在南方饱尝辛酸的战中派表达不再战之志的近作,它引起了众多日本人的共鸣。然而,现实表明和平国家理念已被丢到了脑后,有关武器的国内情况充满着火药味。就在人们忙着过年的上个月末,政府极大地放缓了禁止武器出口的"武器出口三原则"。
戦後の日本は平和憲法を抱き、不戦の歳月を刻んできた。三原則はその看板の一つといえる。なのに議論らしい議論もないままの、野田政権の面舵いっぱいである。
战后的日本抱定了和平宪法,坚定地度过了和平的岁月,三原则堪称样板之一。即便如此,在没有任何像样的研究讨论情况下,野田政权的舵轮打了一把大满舵。
安全保障や国内の防衛産業に利点はあろう。しかし三原則によって培われてきた「平和国家」のイメージと信頼は軽くない。理念をうっちゃり、ひいては「死の商人」にもなりかねない、なし崩しへの一歩を素知らぬ顔で踏み出した。自民党もこれほどは緩めなかった。
或许这对于安全保障以及国内的国防产业利处多多,但是由三原则培育起来的"和平国家"之形象及信誉并非小事。说不定就此而成为一个背弃理念甚至是"只顾盈利的军火商"。更有甚者,迈出这逐渐变化之步伐却还装出一副若无其事的样子。即便是自民党也不曾如此放缓过。
谷川俊太郎さんの詩句を思い出す。〈誰が殺すのか? 無名の兵士を 目に見えもしない国境の上で/誰が造るのか? 冷くなまぐさい銃を 子供を愛撫するその手で〉。言葉の一閃が、人の内なる「魔」を照らしだす。
这又让我想起了谷川俊太郎先生的诗句,。一闪而过的话语照出了藏在人们内心的"恶魔"。
人同士が殺したり殺されたりしてきた歴史と決別をする。その志を夢想と冷笑したくはない。理念の首を絞めて殺す現実追随の政治こそ危うい。民主党は大丈夫か。
我们要与杀人及被杀的历史诀别,我们不想冷笑地说这一志向只不过是一场梦想。追随绞杀理念之现实的政治才是最大的危险。民主党不会有事吧?
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