【日本昔ばなし】屁こき爺
本文:
昔、昔、ある所におじいさんが住んでいました。ある日、おじいさんは、山へ薪を取りに出かけました。山を登っているときのことです。一羽の小鳥が飛んでくると、おじいさんの口に飛びこみました。
--しばらくすると、お臍から一本の長い毛が生えてきました。おじいさんは、引っ張ってみました。すると、 おならが音を奏でて、出てきました。
そのおならは、こんなふうでした。
「青々は、千代千代、五葉の宝松チンチキン。」
おじいさんは、家に帰ると、おばんさんに話しました。
「わしは、おならをすると、歌が出てくるぞ。」
「じゃ、さっそく聞かせておくれ。」とおばあさん。
おじいさんが、おならをすると、前と同じ音が出てきました。
お殿様もこのことを耳にすると、さっそくおじいさんに呼出状を出しました。
「われは、そちがおならで歌を奏でることができると聞いた。是非われのところに出向き、聞かせてほしい。」
おじいさんは、お殿様の大きな家に出向くと、恐る恐るお殿様の前に座りました。お殿様は、さっそくおならをするよう命じました。
おじいさんは、数回、おならをすることが出来ました。お殿様はしごく満足で、おじいさんに褒美を沢山与えました。
おじいさんは、お金を一杯もらって家に帰りました。おばんさんも、そんなに沢山のお金を見たことがありませんでした。
さて、意地悪爺さんとばあさんが、隣りの家に住んでいて、このことを立ち聞きしておりました。いじわる爺さんは、おじいさんに何が起こったのか聞きました。おじいさんは、今までのことを話しました。
いじわる爺さんは、山で小鳥を捕まえ、料理して食べました。お殿様の所に出かけて行きましたが、おならは出ませんでした。それどころか、うんちをしてしまいました。いじわる爺さんは牢屋に入れられてしまいました。
译文:
在很久很久以前,有个地方住着一位老爷爷。有一天,老爷爷为了取得柴火而出门到山上去。当他正在上山的时候,飞来了一只小鸟,突然跳进老爷爷的嘴里。
不一会儿,一根长长的毛发从他肚脐里长了出来。老爷爷试着拔了它。随即,放了一个奏出声音的屁来。
那个屁,是这样的。
「郁郁葱葱而又千秋万代 ,那就是珍贵的五叶松」
老爷爷一回到家就跟老奶奶说道。
「我,一放屁,就会跑出歌来哟。」
「那,快让我听一听。」老奶奶说道。
老爷爷一放屁,就发出与之前相同的声音。
(那地方的)大人一听闻此事,立刻向老爷爷发出传唤书。
「我听说你可以用你的屁奏出歌来。你一定要到我这儿来,我希望你能让我听一听。」
老爷爷走向大人的大房子,战战兢兢地坐在大人的面前。大人命令他马上放屁。
老爷爷于是就放了数次的屁。大人十分满足,给了老爷爷好多奖赏。
老爷爷领着满满的金钱回家去。就连老奶奶也都没看过那么多的金钱。
然后,住在隔壁的坏心眼老爷爷和老奶奶偷听到此事。坏心眼老爷爷向老爷爷他打听事情的由来。老爷爷他便把之前所发生的事情全都说出来。
坏心眼老爷爷,到山上去捕捉小鸟,再把它煮来吃。(过后,)他出门到大人那里去,可是却放不出屁来。更糟的是,他竟然大出便来。坏心眼老爷爷就这样被关进牢里。
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