【日本民间故事】会结年糕的树
むかしむかし、あるところに、お金持ちの兄さんと貧乏な弟がいました。
很久很久以前,在某个地方住着一个富哥哥和穷弟弟。
弟は朝から晩まで一生懸命に働くのですが、それでも貧乏なのです。
弟弟虽然从早到晚都拼命工作,但是却依然很贫穷。
そこで、兄さんのところへ行って、「兄さん、お金を貸して下さい」と、頼みました。
于是,弟弟就去哥哥地方,拜托说「哥哥,借我点钱吧」
でも、けちん坊な兄さんは、「ふん!お前なんぞに貸す金はないわ!」と、弟を追い返してしまうのです。
但是,吝啬鬼哥哥说「哼,没有钱借给你这种人!」就这样把弟弟赶回去了。
弟は、くやしくてたまりません。
弟弟怎么也咽不下这口气。
(何とか、兄さんをやっつける方法はないだろうか)
(一定要想个什么方法治治哥哥才行)
あれこれ考えているうちに、良い事を思いつきました。
想来想去,突然心生一计。
弟は山へ行って形の良い木を見つけると、根から掘り起こして家に持って帰りました。
弟弟去山上,发现形状长得不错的树就连根崛起扛回家了。
そしてそれを家の庭に植えると、家に残っている全ての米を蒸して、もちをつきました。
然后把树种在了家里的院子里,把家里剩余的米全部用来做了年糕。
(ああ、うまそうだな)
(啊,看着好好吃啊)
お腹が空いていたので、弟は思わず食べそうになりましたが、(駄目だ、駄目だ。兄さんをやっつける為に、我慢しないと)と、何とか我慢して、そのもちを山から持ってきた木の枝にくっつけました。
因为肚子饿了,弟弟情不自禁地想要吃,但是想着(不行,不行,这是为了给哥哥点颜色看看的,必须忍住)无论如何都要忍住,然后把年糕挂在了从山上扛回来的树上。
そして兄さんに聞こえる様に、わざと大きな声で言ったのです。
然后为了能让哥哥听见,就故意用很大的声音喊道。
「すごいすごい。これはすごいぞ!木に、もちがなったぞ!」
「好厉害好厉害。这个实在太厉害了。树上居然结出了年糕!」
「何?木にもちだと?!」
「什么?树上结了年糕?!」
弟の声を聞いた兄さんが、すぐにやって来ました。
听到弟弟喊声的哥哥飞奔而来。
兄さんが見てみると、何と木にはたくさんのもちがなっています。
哥哥跑来一看,发现树上果然结了很多年糕。
「これはすごい、本当にもちがなる木だ」
「这果然厉害,真的是结年糕的树啊」
兄さんはもちのなる木が欲しくなり、弟にたくさんのお金を渡すと、奪う様にもちのなる木を持って帰りました。
哥哥很想要这年糕树,就给了弟弟很多金子,像抢一般把年糕树扛回家去了。
家に帰った兄さんは、さっそく木についているもちを焼いて食べました。
回家后的哥哥立刻把树上挂着的年糕煮了吃了。
そのうちに、もちはすっかりなくなりました。
不久,年糕就一根不剩了。
「まあいい、そのうちに、またもちがなるだろう」
「没关系,不久之后就会结出年糕来的」
そして何日も何日も、木にもちが出来るのを待っていたのですが、もちはいっこうに出来ません。
但是一天天过去了,一直等着树上能再结出年糕,可年糕却一根也没有再结出来过。
兄さんはとうとう腹を立てて、弟のところへ怒鳴り込んで来ました。「このうそつきめ!もちはあれっきりで、後はただの一つもならないじゃないか!」
哥哥气疯了,来到弟弟地方吼道「你这个骗子!年糕在那之后就再也没有结出来过啦!」
すると弟は、すました顔で言いました。「兄さんは、あの木になっていたもちをみんな食べたのかい?もしかして、一番てっぺんになっていた一番大きなもちも」
但弟弟却若无其事的说道「哥哥,你是不是把树上所有的年糕都吃了?莫非把那最大的那根年糕一吃掉了?」
「当たり前だ」
「当然啦」
「ああ、それじゃ駄目だよ。その一番大きいもちは、親もちだよ。その親もちさえ食わなかったら、どんどん子どもを産んで、たくさんのもちがなったのに」
「啊,那就糟了。那最大的年糕是年糕妈妈呀。只要没有吃掉那年糕妈妈,就能不断地生出年糕孩子,就有很多年糕了啊」
「そう、そうだったのか」兄さんはガッカリして、とぼとぼと家に帰っていきました。
「这样啊,是这样的吗」哥哥失望极了,垂头丧气地回家去了
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