天天读日语(中日对照)(十六)
小泉首相への手紙
冠省 小泉純一郎様。圧勝でしたね。一夜明けて、勝利の味はいかがですか。戦後の日本に保革二大政党の「55年体制」ができて、今年で半世紀ですね。今度の「05年体制」は、「小泉マジック体制」とか「小泉劇場体制」と呼ばれるようになるかも知れません。
冠省:手紙で、時候のあいさつなどを省略すること。また、そのときに書く語.前略。
敬启者 小泉纯一郎先生。恭祝您取得压倒性的胜利呀!天亮了,您胜利的滋味如何呢?战后日本这保守与革新两大政党的"55年体制"成立至今,亦有半个世纪了吧?这次的05年体制,我们或许可将其改称为"小泉魔幻体制"或者"小泉剧场体制"之类的称呼吧?
あなたは、郵政民営化の賛否を国民に問うと言って解散しました。しかしこの票の大雪崩は、郵政の民営化への賛成だけで起きたとは思えません。
您说是为了征求"是否赞成邮政民营化"的民意才解散的议会。但是我想您之所以会得到如此众多的票数,并不仅仅是因为赞成邮政民营化才获得的胜利吧?
「殺されてもいい」「賛成か反対か」。こんな、あなたの「歯切れの良さ」や、目や耳にはっきりと届く一言?ワンフレーズが、人々を強く引きつけたと思います。尊敬しておられると聞くチャーチル元英首相の語録には「短い言葉は最高」というのがあるそうです。
はぎれ[3]「歯切(れ)」
(一)食べ物を歯でかみ切る時のぐあい。
(二)発音の明瞭(メイリヨウ)?不明瞭の別、区切り方の間(マ)の取りぐあい。〔処理のしかたや対 応のしかたがすっきりしていて、相手に快感を与える意にも用いられる〕
フレーズ[2]〔phrase〕
(一)幾つかの単語が集まって、もとの意味を単に合わせただけとは違う別の用法に、いつも用いられるもの。成句。慣用句。
(二)文句。「キャッチ―[5]」
(三)〔音楽で〕旋律の一くぎり。楽句[0]。
"即使抛头颅也在所不惜""赞成亦是反对"。您如此"分明的态度",清晰传递给我们的一言一语,都深深地抓住了人们的心。听说在受人尊敬的原英国首相丘吉尔先生的语录中就有这么一句"简洁语言的表达是至高的"。
圧勝するさまを見ていて、「独」という字が思い浮かびました。独特な党首の独断による独(ひと)り勝ちでした。今後、国政が小泉自民党の独壇場になって、独走や独善にまで陥ることはないのでしょうか。圧倒的な多数を与えた有権者でも、それは望んでいないはずです。
どくそう[0]「独走」―する
(一)決められたコースを、その人だけが走ること。〔広義では、他のメンバーと関係無くひとり勝手に行動することをも指す〕「―コース[5]」
(二)他を引き離してひとりだけ速く走ること。〔広義では、ひとりだけが△特にすぐれて(他人にかまわず)活動することをも指す。例、「早くも―態勢をとる」〕
看到这绝对、压倒性的胜利,不由得让我想起了"独"字。独特的政党领袖以独断的方式取得了独自的胜利。今后,国家政治将成为小泉自民党独自的舞台,应该不至于陷入独断专行、独善其身之路吧?我想这即便是这些(投出宝贵性一票的)压倒性数量的选举者,他们也并不希望是这种后果吧?
明治時代、口の悪さで知られた斎藤緑雨という文人がいました。「拍手喝采は人を愚にするの道なり。つとめて拍手せよ、つとめて喝采せよ、渠(かれ)おのづから倒れん」(「緑雨警語」冨山房)。
明治时代,有一个叫"斋藤绿雨"的文人以口锋尖锐而为世人所知。"拍手喝彩使世人变得愚钝。一起拍手吧!齐声喝彩吧!最后支撑不住的反倒是他自己。" (「緑雨警語」富山房)
タフなあなたのことです。いくら拍手喝采されても、倒れることはないのかもしれません。しかし、郵政以外に、待ったなしの課題は山ほどあります。勝利の勢いあまって、肝心の日本という国が倒れないように、くれぐれもお願い致します。 不尽
タフ 「tough」
[形動]頑丈なさま。強い体力と不屈な精神力を備えているさま。
ふじん[0]「不尽」:
〔十分に尽くさない意〕手紙の終りに書く語.
十分に思いを述べつくさない意で、手紙の終わりに添える語.不悉(ふしつ)。不備。
我所说的正是坚强的首相您。或许不管怎样拍手喝彩,您都不会倒下吧?但是,邮政之外,时不待人的课题却多如牛毛。忠心地恳请您,在胜利态势之余,千万别让我们可爱的祖国-日本衰退下去。 书言不尽
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