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日语阅读:「もののけ姫」剧本

来源: 2018-01-05 11:18

 登場人物紹介
アシタカ 北の地の果てにひっそりとすむ、 エミシ一族王家の血筋をひく若者。 突然村をおそってきたタタリ神をたおしたとき、死の呪いをうけ旅にでる。ヒイさま エミシの里にすむ老巫女。 呪いをうけたアシタカに、西へと旅立つよう告げた。
コダマ 豊かな森にすむ精霊たちで、淡い緑色をした半透明の体をもつ。 森に迷った人を助けることもあるようだ。モロの君 森にすむ犬神で、サンをそだてた。 人間を嫌い、つねにエボシを殺す機会をね
エボシ御前 ケモノたちを追い、つくりあげたタタラ場をまとめる冷静沈着な女性。 さまざまな境遇のひとびとをうけい入れる人徳をもち、慕われている。
ゴンザ エボシの部下で、牛飼い、ワラットたちをひきいる。 まじめな性格だが、アシタカやサンにはふりまわされ、悩まされる。
乙事主 鎮西(九州)にすむイノシシ神で、人間の数数の行いに怒り、ほかのイノシシ神とともに総攻撃へと動きだす。ディダラボッチ シシ神の夜の姿で、十数(じゅうすう)メートルはあろうかという巨人。
むかしこの国は深い森におおわれ そこには太古からのかみがみがすんでいた
アシタカ:ちょうど良かった。 ヒイさまがみな村へもどれと。 じいじもそう言うの。
アシタカ:そうかじいじの所へ行ってみよう。 みんなは早くもどりなさい。
アシタカ:(!) なにか来る。 じいじなんだろう。
アシタカ:みなを呼びもどしている。 村のほうはヒイさまが。
アシタカ:タタリ神?!
アシタカ:ヤックル! 逃げろ!
アシタカ:クッ。
じいじ:アシタカ! タタリ神に手をだずな! 呪いをもらうぞ!
タタリ神:さぞかし名のある山の主と見うけたがなぜ。 そのようにあらぶるのか?
タタリ神:止まれェ! なぜわが村をおそう。
女の子I:アッ!
アシタカ:(!) 早く!
アシタカ:くっ!
アシタカ:くっ!
アシタカ:カヤふれるな。 ただ傷のではない。
町の人II:ヒイさまは?
町の人III:ヒイさま!!
ヒイさま:いずこより いまし あらぶる神とは 存ぜぬも かしこみ かしこみ 申す
タタリ神:けがらわしい人間どもよ。 わが苦しみと憎(にく)しみをるがいい……
れ身体はくさり走り来る内に呪いを集めタタリ神になってしまったのだ。 アシタカヒコやみなに右
アシタカ:はい。
ヒイさま:アシタカヒコやそなたには自分の運命を見すえる覚悟(かくこ)があるかい。
ヒイさま:そのアザはやがて骨までとどいてそなたを殺すだろう。
町の人2:アシタカは村を守り!
ヒイさま:誰にも運命はかえられないだが、ただ待つかみずからおもむくかは決められる。 見なさ
たえたのだ。 さもなくばシシがタタリ神どになろうか…… 西の土地でなにか不吉なことがおこって
が見つかるかもしれぬ。 大和との戦(いく)さにやぶれこの地にひそんでから五百ゆう余年いまや大
ときに一族の長となるべき若者が西へ旅立つのは定めかもしれぬ。
ヒイさま:掟に従(したが)い見送(みおく)らぬ健やかにあれ。
アシタカ:カヤ!
女の子:おしおきはうけます。 どうかこれを。 私のかわりにお伴させてください。
女の子:お守りするよう息を吹きこめました。 いつもいつもカヤは兄さまを思っています。
(……)
サムライ1:まわりこめ!
アシタカ:ハッ! もどれ-っ しょうぶ しょうぶ!
サムライ2:うわっ!
サムライたち:逃がさぬぞ! 見参(けんざん)!!
サムライ3:鬼だ…
アシタカ:アザが濃くなっている……
ジコ坊:おっ!
ジコ坊の友人:へへっ。
ジコ坊:まてまて拙僧(せっそう)がみてやろう。 これは砂金の大粒だぞ!
ジコ坊:みなの衆! この近くに両替屋はおらんかの?
ジコ坊:お~い! そういそがれるな。 いや礼(れい)などと申す気はない。 礼(れい)を言いたいのは拙
たのだ。 鬼神のごときとは正にあれだな。
と麻(あさ)のごとしだ。
ある町の人たち:チッ! くそっ。
ジコ坊:イノシシがタタリ神になったか……
ジコ坊:そりゃそうだろう。 そこらを見なさい。 この前来たときはここにもそれなりの村があった
をのんで死んだ亡者でひしめいとる。 タタリというならこの世はタタリそのもの。
ジコ坊:人はいずれ死ぬ。 おそいか早いかだけだ。 おかげで拙僧は助かった。 椀をだしなさい。
アカシシにまたがり石のヤジリを使う勇壮(ゆうそう)なるエミシの一族なりとな… かんじんなこと
アシタカ:このようなものを見たことはありませんか。
アシタカ:イノシシの身体からでてきました。 巨大なイノシシにひん死の傷をあたえたものです。
がある。 シシ神の森だ。 そこではケモノはみな大きく太古のままに生きているときいた。
(朝)
(雨降り、町の人たちが米を運搬してる。)
町の人1:でたぞ! 犬神だ!
町の人3:せいて火薬(かやく)をめらすな!
モロ:ググッ。。
町の人3:やりました!
町の人3:すぐ出発しよう。 隊列をくみなおせ。
(甲六が川に落ちてた)
アシタカ:(!)
アシタカ:(!)
アシタカ:わが名はアシタカ。 東の果てよりこの地へ来た。 そなたたちはシシ神の森にすむときく
(アシタカとサンが見合う)
アシタカ:(!)
アシタカ:(!) コダマ?! ここにもコダマがいるのか。
だ!
甲六:ちがう! もっとおっかねぇ化物の親玉だ。 危険なものは近くにいない。
(……)
アシタカ:この森をぬけるなんてムチャだ。 流れが強すぎて渡れない。 それにこのケガ人は早くし
甲六:ダンナ~ こいつらワシらを帰(かえ)さねぇ気なんですよ。
病者:ふふっ。
甲六:ダンナ… こんどこそヤバイですよ。 ここはあの世の入り口だ!
アシタカ:足跡………?! ひずめが三つ…… まだ新しい。
甲六:だ、ダンナ! どうしたんで。
甲六:ダンナ、すげえ タタラについた! まるで城だな。 エボシさまの大タタラでさ。 砂鉄(てつ)を
ある町の人:森から人が来る。
甲六:おれだ~ 牛飼(うしか)いの甲六だ~
ある町の人:カカァにしらせろ。
ゴンザ:何事か!? おれが字を書いてるときはしずかにしろ!
ある町の人:幽霊じゃねぇな。
ある町の人:おいっ。
甲六:石火矢の衆よ。 このダンナがずっとおぶってくださったんだ。 礼(れい)を言っとけ。
ゴンザ:そこの者、まて! ケガ人をとどけてくれたことまず礼を言う。 だが得心がいかぬ。 われらが
てだと…
トキ:牛飼いが足をくじいてどうやっておマンマくってくんだよ。
ゴンザ:心配ばかりかけやがって。
る。
ゴンザ:トキ~ 夫婦ゲンカはよそでやらんかい。
ゴンザ:いざというときは生命をはりやがれ。
トキ:ありがとあんな亭主でも助けてくれてうれしいよ。
エボシ:ゴンザッ! あとで礼を言いたい。 客人を案内しなさい。
エボシ:甲六、よく帰って来てくれた。 すまなかったな。 トキも堪忍(かんにん)しておくれ。 わた
トキ:いいえ。 男たちだけだったら今頃みんな仲良く山犬の腹の中ですよ。
アシタカ:(す‥)
(……)
ある町の人:モロをやっつけて運んだ米だ! ありがたくうえよ!
ある町の女:え? あの人?
ある町の女:いい男ね~
ある町の人:しずかにしねぇか。 通夜をやってるんだぞ。
ある町の女:こんなクサイ小屋はやめてさ。
ある町の女:その米を買う鉄(てつ)はだれがつくってるのさ。 あたいたちは夜っぴいてタタラをふん
アシタカ:よかったらあなたたちのはたらく所を見せてください。
ある町の女:紅(べに)もさす?
ある町の女:まってるからね~
ある町の人:エボシさまが甘やかしすぎるんで。
ある町の人:でもなぁタタラ場に女がいるなんてなぁ。 ふつうは鉄を汚すってそりゃ~~いやがるも
甲六:おっ! はじめやがった。 エボシさまときたら売(う)られた娘を見るとみんなひきとっちまうん
ある町の人:そうそう。 ナゴの守(かみ)をやったときなんか見せたかったぜ。
ある町の人:すげえでかいイノシシでよ。 このあたりのヌシだったのよ。 でよ、だれも山に近よれ
町の人たち:ハハハ!
アシタカ:(……)
は山をけずるし木を切るからな。 山の主が怒ったてな。 そこへエボシさまが石火矢衆(いしびや
ある町の人:ダンナ、どうしたんで?
(ある町の人たちがはたらいている)
だ。
タタラ場を狙う者がたくさんいてね。 旅のわけを聞かせてけれぬか。
アシタカ:このつぶてにおぼえがあるはず。 巨大なイノシシ神の骨をくだき肉を腐らせタタリ神にし
エボシ:そなたの国は? 見なれぬシシに乗(の)っていたな。
ゴンザ:正直にこたえぬとたたっきるぞ!
アシタカ:くもりなきまなこでものごとを見定(みさだ)め。
ンザ! あとをたのむよ。
エボシ:ここはみなおそれて近よらぬ。 わたしの庭だ。 秘密をしりたければ来なさい。
エボシ:まだちょっとおもいな。
エボシ:わたしだけが使うのではない。 ここの女たちにもたせるのだ。 ホホホ さぞ見ものでしょう
い。 この石火矢なら化物(ばけもの)も侍(さむらい)のヨロイもうちくだけよう。
エボシ:いそがせてすまぬな。 あとで酒などとどけよう。
うらみと呪いを生みだそうというのか?!
め。 呪うならわたしを呪えばいいものを。
(アシタカが刀を抜く)
アシタカ:呪いが消えるものならわたしもそうしよう。 だがこの右腕はそれだけではとまらぬ。 こ
あるはたらく人:エボシさまその若者の力あなどってはなりません。
かる。 わかるが、どうかその人を殺さないでおくれ。 その人はわしらを人としてあつかってくだ
いてくれた。 生きることはまことに苦しくつらい…… 世(よ)を呪い人を呪い それでも生きた
どうか おろかな わしに めんじて……
エボシ:また来ていたか。
カ、ここにとどまり力をつくさぬか。
エボシ:森に光が入り山犬どもがしずまればここは豊かな国になる。 古い神がいなくなればもののけ
アシタカ:もののけ姫……
はあらゆる病をいやすと聞く。 そなたのアザを消す力もあるかもしれぬぞ!
エボシ:上出来(じょうでき)だ。 正(まさ)に国くずしにふさわしいが…やはり ちょっとおもいな。
ある町の女:あらっ?! あんた。
てもらいな。
トキ:ねっ イイ男だろう。 そんなにリキむとつづかないよ。 旅人(たびびと)さん。
ある町の女:そりゃ そうさ。
アシタカ:ここのくらしはつらいか?
町の女たち:お腹いっぱい食べられるし。 男がいばらないしさ。
(もののけ姫が山犬に乗って走してる)
町の女たち:あした行っちゃうの? もっといればいいのに。
ある町の女:ここではたらきなよ。
アシタカ:ハッ。 (……?)
ある町の人:もののけ姫だ!!
ある町の人:うわっ! くっ。 (……) うわっ~
(もののけ姫が落ちてアシタカを攻撃する)
アシタカ:やめろ!!
アシタカ:そなたと戦(たたか)いたくない!!
ある町の人:御殿のほうへ行くぞ!
ある町の人:もち場(ば)をはなれるな。
トキ:さわぐんじゃない。 休まずふみな! 火をおとすととりかえしがつかないよ。
ゴンザ:はっ、よほど追いつめられたと見えます。 エボシさまをねらってのことでしょう。
ある町の女:来なさい。
ちらにも山犬にくい殺された夫(おっと)の無念をはらそうと心に決めた者たちがいる。 でておい
町の人たち:出た~ いたぞ~!
町の人たち:前をあけろ! 流れ弾にあたるぞ!!
アシタカ:山犬の姫、森へ帰(かえ)れ! みすみす死ぬな しりぞくも勇気だ!
エボシ:すきなようにさせておけ。
アシタカ:くっ!
ゴンザ:やった~! おちるぞ!
ある町の人:首だけになってもくらいつくのが山犬だ!
アシタカ:ううっ……
(もののけ姫の仮面が壊れる)
アシタカ:うごくな― (アシタカが町の人たちに木をなげる)
アシタカ:しっかりしろ!
(ゴンザがもののけ姫の前に現われる)
ゴンザ:なにっ!? (もののけ姫がゴンザの顔を踏んでいく)
(エボシが小刀でもののけ姫を攻撃する)
エボシ:袋(ふくろ)のネズミだ!! 逃がしちゃだめだよ。
ゴンザ:おれにかまうな! 行け!!
ゴンザ:ウッ (?)
ゴンザ:もののけのたぐいかっ?! とまれぇっ!!
(アシタカが町の人たちの間をくぐりぬけてエボシのほうへ行く)
エボシ:なんのまねだアシタカ。 この娘の生命わたしがもらう。 その山犬を嫁(よめ)にでもする気
アシタカ:そなたの中には夜叉がいる。
エボシ:みんな見ろ。 これが身の内に巣(す)くう憎(にく)しみと恨みの姿だ……
エボシ:さかしらにわずかな不運を見せびらかすな。
エボシ:その右腕切りおとしてやろう!!
ある町の女:エボシさま!
アシタカ:心配するな気がつく。
ある町の女:おまちっ! 逃がしはしないよ! よくもエボシさまを… 動くんじゃない!
(町の女が使った石火矢がアシタカの胸に命中する)
ゴンザ:おれの石火矢をもってこい!
トキ:あんた?!
あなたは仲間を助けてくださった。
アシタカ:わたしは自分でここへ来た。 自分の足でここをでて行く。
ある町の人:だんな、いけねェ! 死んじまう!!
町の人たち:動いた! すげぇ―
(山犬たちが走してくる)
アシタカ:やめろ! そなたたちの姫は無事だ!! いまそっちへ行く!
アシタカ:世話になった。
(もののけ姫がヤックルの背でアシタカを押す)
サン:おまち!!
山犬:おまえ射たれたのか。
アシタカ:そなたを死なせたくなかった。
アシタカ:わかっている… 最初に会ったときから
アシタカ:生きろ……
アシタカ:そなたは美しい………
山犬:どうしたサン! オレがかみくだいてやろうか?
サン:はっ。 猩(しょう)猩たち……
猩たち:ここはわれらの森。 その人間よこせ。 人間よこしてさっさと行け。
猩たち:オレたち人間くう。 その人間くう その人間くわせろ。
猩たち:人間やっつける力ほしいだからくう。
猩たち:木…… うえた 木… うえ みんな人間めく森もどらない。 人間殺したい。
まで戦う。
サン:(!)
山犬:おやめっ!!
山犬:あいつは? 食べていい?
サン:さあ、行きな!
(……)
(サンが森の内のある所にアシタカを横にする)
サン:人間くさい。
(……)
(クマに■装した)ジコ坊:おお~ でたぁ。 ディダラボッチだ!! ついに見つけた。 なにをしとる早く
(クマに■装した)狩人1:シシ神さまを見ると目がつぶれるワイ。
天朝さまがシシ神退治をみとめとるんだぞ!!
みかだ。 (…) おおっ、消えるぞ。 あそこだ!!
(アシタカがいる所にシシ神が現われる)
(……)
ジコ坊:判っとる。
(イノシシたちがある)
ぞれいずくかの山の名のある主だ。
狩人1:鎮西?! 海を渡って来たと言うのか?
狩人1:ばれたっ!
乙事主:ブギャ―
(ジコ坊たちが逃亡する)
(……)
(……)
アシタカ:うっ う…ん
ヤックル:(スッ)
アシタカ:(!) (右腕に毒がひろがる)
(…)
アシタカ:どうしてヤックルの名を……
おまえを生かした。 だから助ける。
サン:食べろ。
アシタカ:おまえ……

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