TBS新闻听力练习-87
お兄ちゃんと元気にじゃれあう男の子。神奈川県に住む小学三年生の大貫直人君です。学校の人気者だという直人君ですが、今回美容整形手術を受けることになりました。
「可愛い感じになればいいかなと思うけど、」
「子供のうちでもそういう整形というのはね、体験してもらったらいいかなって」
「痛みもそんなにないって言っていたんで」
今回整形するのは両目のまぶた、一重を二重にしようというのです。本人は特に気にしていませんが、母親の恵子さんが「顔の印象をよくしてあげたい」と話を持ちかけました。
「いつもコンプレックスというのはすこしあったんですけど、だから自分が二重とかしなかったんで、で、今回そういうので、子供にはやらしてみようかなっというのと」
「特にそんなに心配とか罪悪感みたいなものは?」
「ないですね」
整形をすれば人気者になれると言い聞かせたという母親に、直人君はしぶしぶ同意したといいます。
「ちょっと怖い?」
「うん」
「格好良くなりたい?」
「うん」
手術の日がやってきました。美容整形外科を訪れた直人君、最初はいつもと変わらない様子でしたが、診察が近づくと不安になったのでしょうか、ぎゅっと母親に抱きつきます。
「二重ということでよろしいんですね」
「はい」
「糸をまぶたの中に埋め込むような感じで手術を受けます」
診察を終えるとすぐに手術、すると直人君は床に寝転んでしまいました。緊張が高まったのか、興奮して落ち着かない様子です。
「じゃ、直人君、行こうか」
いよいよ手術室へ
顔を消毒し、鼻から麻酔のためのガスを吸います。母親と手をつないで手術開始です。二重のラインに慎重に線をつけています。まぶたを裏返し、内側から針をさします。そして、外側へと糸を通します。線に沿って二重のラインを縫い合わせていきます。手術には抵抗がないと話していたお母さんも心配そうな表情です。そして、20分後、
「はい、お疲れ様でした。」
「怖いよね」
「大人でも怖いよね」
「すごいね、よく頑張ったね」
手術直後、二重になった自分の目を鏡で見つめる直人君、不思議そうな表情で、5分以上も鏡を手放しません。
「直人君、どう?実際」
「なんか、格好いい?」
そして、お父さん、お姉ちゃんと対面。恥ずかしいのか、直人君は目をあわせようとしません。
「なんか、変わりましたね」
「釣りの糸みたいなので、ガットやられたときは、いや、痛くないのかなって言うのと、本当にやっぱりやってよかったのかなってちょっと思ったんですけど、」
直人君本人は手術を受けたことをどう思ったのでしょうか。結局手術後一言も話さず病院を後にしました。
(1)
「お子さんがもうモデル事務所に入ってですね、あの、これからデビュー前とか、後これからデビューを目指しているというケースがまあ、一番多いですよね」
また、こんな例もあるといいます。
「まあ、離婚を機に、自分の子供がたとえば、前の旦那さんの顔に似ているとかという理由で、ちょっと少しね、思い出したくないというイメージで変える方も中にはいますね」
一週間後、再び大貫さんのお宅を訪ねました。ゲームに熱中する直人君の目は腫れも退いて、自然な二重まぶたになっていました。
今回直人君の手術に一番心を動かされたのは直人君のお姉ちゃんでした。
恥ずかしがりやで手術の感想を何も話さなかった直人君ですが、検査のため再び訪れた病院で医師にこう話しました。
お母さんは、直人君の手術をやってよかったと話します。
「私はやってる姿とかをそばで見たときは、親のエゴというか、そういうのでやっちゃってよかったのかなと思ったんですけど、特に痛みもなかったし、泣かなかったし、」
子供の美容整形では、直人君のように親の希望が強いケースがほとんどだといいます。今回の手術について、直人君は将来どんな思いを抱くのでしょうか。
【答案】
この大手美容外科によると、美容整形を受ける子供の数は年々増えているといいます。20歳未満の子供の手術数はこの5年で5倍以上と急増、年齢別にみると全体の16%を占めます。
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