而新成。
前の章では、手さぐりで「道」を求める経験をとおして、「道」の微妙(びみょう)なありかたが語られた。ここではそれを受けて、修行によってその「道」を体得できた古人の風貌(ふうぼう)が語られる。「善く道を為(な)し」て体得した人、すなわち「此(こ)の道を保っ者」は、もちろん「道」と同じありかたをして同じはたらきをとげるはずである。「微妙玄通(げんつう)、深くして識(し)るべからず」というのは、そのまま「道」の説明としても通ずるであろう。そして、それは「深くして識るべからず」であるからには、もはやそれ以上に説明することばはないはずでもある。しかし、哲人はやはり人であって「道」そのものではないから、その行動としてあらわれる具体的な形がある。その形をとおして哲人のすがたをみるとどういうことになるか。それはやがて、「道」の体得者をとおして「道」そのもの、あるいは「道」のはたらきをみるということにつらなるであろう。ここでいうところは、全体としてやはり「柔弱(じゅうじゃく)不争」の「雌を守る」立場である。
编辑推荐:
温馨提示:因考试政策、内容不断变化与调整,长理培训网站提供的以上信息仅供参考,如有异议,请考生以权威部门公布的内容为准! (责任编辑:长理培训)
点击加载更多评论>>