心なるかな
心なるかな、沌沌(とんとん)たり。
俗人は昭昭(しようしよう)たり、我れは独り昏昏(こんこん)たり。俗人は察察(さつさつ)たり、我れは独り悶悶(もんもん)たり。
澹(たん)として其れ海の若(ごと)く、飅(りゅう)して止(とど)まるなきが若し。衆人は皆以(もち)(用)うる有り、而るに我れは独り頑(がん)にして鄙(ひ)なり。我れは独り人に異(こと)なり、而して母に食(やしな)(養)わるるを貴(たつと)ぶ。
(絶学無憂。)唯之与阿、相去幾何。美之与悪、相去何若。人之所畏、不可不畏。荒号其末央哉。
衆人熙熙、如享太牢、如春登台。我独泊今其未兆、如嬰児之未孩。るいるい号若無所帰。衆人皆有余、面我独若遺。我愚人之心也哉、沌沌兮。
俗人昭昭、我独昏昏。俗人察察、我独悶悶。澹兮其若海、飅兮若無止。衆人皆有以、而我独頑似鄙。我独異於人、而貴食母。
ここでは、「わたし」という人物、恐らく老子自身の深刻な独白が、美しい調べをなして「歌いあげられている。押韻(おういん)の多いことからしても、これは一篇の詩といってよいであろう。
そこに流れるものは、深い憂愁とともにまた高らかな慷慨(こうがい)の気である。世俗と己(おの)れとの間のきびしい対立、浮き浮きと楽しげでてきばさと利口にたちまわる世間の人びとと、救いが
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