は韻(いん)の関係
は韻(いん)の関係で語順を変えたものであろう。「名」の字を除いたり、第二章などの類似の句に合わせて「不居」に改めたりする説もあるが諸本ともこのとおりである。「衣養」は河上公本では「愛養」とあり、「衣」は「愛」と古音が近くて通用した。「常に無欲」というのは、ここでは唐突(とうとつ)だとして、下の「主と為(な)らず」までの句を除く説もあるが、上の「辞せず」「名を有(たも)たず」「主と為らず」を受けて、自分の成功に居すわらない態度を無欲としたとみておけばよいであろう。◎「是(ここ)を以(もつ)て聖人の」の一句十字は、帛書に従って補った。傅奕(ふえき)本もほど同じ。底本にはこの句がないから、以下の終結は聖人のことではなくて「道」の偉大さをくりかえしてまとめたことになる。ただ、第六十三章の類似の語句(意味は違うが)も「是を以て聖人」とあり、河上公注もまだ聖人のこととしているから、恐らく帛書が古い形であろう。この章では、帛書はこのほかでも現行本と違うところが多いが、意味の大きく変わるのはこの点である。
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