もしっくりつづ
もしっくりつづくとはいえない。そこで、上の「是謂微明」の句とともに、『韓非子(かんびし)』喩老(ゆろう)篇にみえるこの章の解釈文が、逆にまたまぎれこんだものとみて除こうとする説もある。(武内博士説)。今はこのままで読んでおく。◎「国の利器」は、治国のための鋭利な道具という意味であって、上文の「微明(びめい)」を受けて明智(めいち)の働きあるいは人物をさすとみられる。『荘子(そうじ)』胠箧(きよきよう)篇で、「魚は淵(ふち)より」以下の三句を引いたうえ、「彼(か)の聖人なる物は、天下の利器なり」といって、聖人を利器に当たてているのが正解である。ただし、『韓非子』喩老篇では、「賞罰は邦(くに)の利器なり」とあるから、人とばかりはきめられないであろう。
さて、相手から奪い取りたいと思う時に、かえって相手に与えるという大胆な行動が、果たしてわれわれにできるであろうか。それはやはり欲を放ち棄(す)てたところで初めてできることであろう。
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