合の意味
合の意味。第七十三章に「天の道は、争わずして善く勝つ」とあり、その天道に合うということであろう。
69 兵を用うるに(守勢の兵法)
戦争について言われていることがある。「身方(みかた)は決して挑戦者にならないで、応戦のほうにまわれ。少しでも進撃しようなどとしないで、むしろ大きく退却せよ」と。こいうのが、行軍するとはいっても進む道をもたず、袖をまくりあげるといっても出す腕がなく、ひっぱりこむといっても相手がなく、手にするといってもその武器がないと、言われるころである。
災禍(わざわい)は、敵をあなどるのが最大である。敵をあなどれば、わたしのいう宝―慈(いつく)しみと倹(つつま)しさと謙退(けんたい)の三宝(さんぽう)―をほとんど失うことになるだろう。だから対陣して兵力がひとしいときには、慈愛の心でその事態を悲しむもののほうが勝つのだ。
兵を用うるに言えること有り。吾れ敢(あ)えて主(しゅ)と為(な)らずして客(かく)と為れ、敢えて寸(すん)を進まずして尺(しゃく)を退(しりぞ)けと。是(こ)れを、行(ゆ)くに行(みち)無く、攘(はら)うに臂(うで)無く、執るに兵無く、扔(ひ)(引)くに敵無しと謂(い)う。
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