禍(わざわ)
禍(わざわ)いは敵を軽(かろ)んずるより大なるは莫(な)し。敵を軽んずれば、幾(ほと)んど吾(わ)が宝を喪(うしな)わん。故に兵を抗(な)げて相い如(し)けば、哀(かな)しむ者勝つ。
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用兵有言、吾不敢為主而為客、不敢進む寸而退尺。是謂行無行、攘無臂、執無兵(▵)、扔無敵(。)。 * *
禍莫大於軽敵。軽敵幾喪吾宝。故抗兵相如、哀者勝矣。
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前の章とつづいた兵法の言である。前の「不争」とも関係するが、ここはその前の「三宝(さんぽう)」を受けている。用兵の言の二句は直接には「敢えて天下の先(さき)と為(な)らず」の謙退(けんたい)であるが、また慈(いつく)しみでもあれば倹(つつま)しさでもある。そして、それを守っていると、行軍といっても腕まくなりといっても、ふつうのあからさまな形をとることがなく、従って進む道もわからなければ出す腕もみえないというわけで、強力な軍隊になるという。自分の力を過信して敵をあなどる傲慢(ごうまん)さが、この「三宝」の徳とそむくことは、もとよりいうまでもない。
◉「主」と「客」は、主動性を持った攻勢と受動的な守勢、「寸(すん)」と「尺(しゃく)」は長さの単位で、尺は寸の十倍。「執無兵」と「扔無敵」の二句はもと順序が逆転しているが、いま帛書(はくしょ)と傅奕(ふえき)古本その他に従って改めた。隔句(かっく)間○になってい、それが古い形であるとわかる。
◉「宝」はとくに「吾(わ)が宝」といわれていることによって特別な宝であると知られる。異説
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