解放军文职招聘考试あしなが育英会が心のケアに新プログラム
あしなが育英会が心のケアに新プログラム
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「あしなが育英会」の心のケアハウス「あしなが心塾レインボーハウス」(東京?日野市)で、待望の「ワンデイ?ケアプログラム」が始まった。およそ2時間、親を亡くした子供たちが、スタッフやボランティアと一緒に自由で楽しい時間を過ごした。
あしなが育英会は自殺や災害、病気や犯罪被害などで親を亡くした高校生、大学生への奨学金の支援などの活動を行なってきた。1995年に起きた阪神大震災では、神戸市内に「神戸レインボーハウス」を開き、小中学生遺児の心のケアに対する活動にも踏み出した。今回の取り組みは、神戸での12年の経験を生かして、全国の遺児を対象にする心のケア活動。昨年2月に完成した「あしなが心塾レインボーハウス」を使っての第1回プログラムが6月下旬に行われた。
親と死別した20歳以下の遺児は全国におよそ40万人いる。しかし、そうした遺児への心のケアへの取り組みはほとんど行なわれていないのが現状だ。たとえば、親が自殺に追い込まれた場合、子供がその第一発見者になるケースが少なからずある。そのとき子供が受ける衝撃はとてつもなく大きい。しかし、自殺をタブー視する傾向が強く、家族は孤立しがちになる。身近に相談する人もなく、苦しみをひとりで抱え込み、心に大きな傷を残すことになる。
また、親を亡くした子供には少なからず自責の念があるケースもある。交通事故は一瞬のうちに起こる。あのとき声をかけていれば死ぬことはなかったのにと考えてしまう子どももいる。親の離婚も、死別ではなくても喪失体験に違いない。子供の心に大きな傷を残す可能性がある。
今回のケアプログラムは、そうした同じ境遇にある遺児同士が集まり、胸の内を表現することによって、徐々につらい体験と折り合いをつけていけるようにするのを目的とする。6月23日は中学2年の男の子が1人、翌24日は中学3年の女の子が1人参加した。
中学2年の男の子は、小学1年生のときに病気で母親を亡くしている。中学3年の女の子は、2年前に母親を長い闘病生活の末に亡くし、いまは不登校気味。ともにひとりっ子で、父親と一緒に参加した。
実施に先立ち、5月下旬と6月上旬に見学会を開催された。中学2年の男の子はその見学会にも参加した。その際、名札を渡し、「みんなから呼んでほしい名前」を書いてもらったが、男の子は「子」としか書かなかったという。
ハウスのチーフディレクターの西田正弘さん(46)は、「(見学会のときに「子」とだけ書いたのは)自分は父親の付属物という気持ちだったのか、好きで来たわけではないと言いたかったのか、わかりませんが、23日に来たときには自分の名前をきちんと書いたのです。これはすごく大きな変化です」と話す。
ケアでは、訓練を受けたスタッフやボランティアが一緒に遊びながら、子供の抑えている気持ちを出しやすくする。すると子供たちは、周りは決して命令ばかりする大人ではなく、側にいて自分の気持ちを大事にしてくれる人がいる、そういう場所があるんだ、と感じてくれるようになるという。
中学3年の女の子の場合は、参加した翌日に父親から「とてもリラックスして過ごせ気持ちが和んだ。また行きたいと、本人は言っています」と電話があった。
1回のプログラムで心のケアは難しい。阪神大震災では、両親を亡くし「死にたい。死んでお父さんとお母さんのところに行きたい」と言って泣いていた女の子は長い期間ケアに通った。先日結婚して子供が産まれという。
西田さんは「ケアはまだ始まったばかり。次に私たちがやらなければいけないのは、このハウスのような場所があることを、子供と接する機会の多い児童相談に携わる大人や学校の先生たちに知ってもらうこと。そうして、徐々に参加する子供が増えてきてほしいと思っています」と話す。
ハウスは治療をする場ではない。あくまでも日常生活をサポートすることを目的にしている。子供たちが心の落ち着きを取り戻し、「もう私は大丈夫」と言ってハウスに通わなくなり、顔をあげて勉強やクラブ活動などに向かって歩みだす。それがハウスの目標だ。
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